SEOを意識したWEBライティングの下準備&企画の進め方
コンテンツマーケティングの具体的な進行方向をどうすべきか考える機会が増えたので、現状頭の中にあるワークフローをまとめてみました。ちょっとずつブラッシュアップできればと思いますが、まずは以下のような感じで考えているよ、という内容をメモとして残してみました。
それでは早速。
1. キーワード選定
まず、コンテンツを作る前にターゲットとなるキーワードを選定。
以下のようなフォーマットのスプレッドシートに入力していく。
ちなみに、狙うのは単一キーワードより3つくらいの単語を組み合わせたフレーズで攻めた方が上位表示を狙いやすい。特にオープンから間もないサイトはいきなりビッグワードを狙わずにスモールワードから狙って小さな成果を積み上げる方向を狙うべきかと。
キーワード | 月間検索ボリューム | 競合の検索順位 | 競合の参考URL |
---|---|---|---|
WEB制作 | 100,000 | 3 | webdesign.cow |
※上記の値はあくまでフォーマット例なので適当なものです。
※競合情報等は調査過程でわからなければ放置してOK。
1-1. サーチ広告で成果の出ているキーワードを抽出
既に成果が出ているキーワードがわかっている場合は、何も考えずにそのキーワードを狙えばOK。
順位さえ上がれば必ず成果につながる。
1-2. NEILPATELを使う
サーチ広告での出稿やコンバージョンの実績が無い場合は、競合サイトの分析からキーワードを絞り込むのが効率良さそう(他社とSEOの戦場が被る前提だが、思い付きに任せるよりはだいぶ手っ取り早いので、とっかかりのアクションとして効率が良い)。
なので、NEILPATELにいくつかベンチマークしている競合のURLを入力して、「TRAFFIC ANALYZER > Keywords」のあたりを見て良さげなキーワード(検索ボリュームが大きくて事業のコンバージョンに近しいと思われるもの)をピックアップしてスプレッドシートに入力していく。
2. コンテンツ材料集め
2-1. 上位ページ分析
キーワードが決まったら、ターゲットとなるキーワードの検索結果上位10位を分析して、スプレッドシートに入力していく。
「WEB制作」上位10位のコンテンツ内容
順位 | ページタイトル | 見出し+内容一覧 |
---|---|---|
1 | WEB制作やっちゃうよ | ・WEB制作やっちゃうの? 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作って何? 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作で気をつけるべき色 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作で困ったらあの人 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作会社一覧 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 |
2 | WEB制作やらない理由 | ・WEB制作やらないの? 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作やらないのなんで? 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作やらない時に気をつけるべき色 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作やらないならあの人 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 ・WEB制作やらない会社一覧 簡単な内容簡単な内容簡単な内容 |
※上記の値はあくまでフォーマット例なので適当なものです。
2-2. 関連キーワード分析
関連キーワード取得ツール(仮名・β版)等でターゲットとなるキーワードの関連キーワードを抽出。
スプレッドシートのどっかに保存。(別シートとか)
3. コンテンツ企画
上記で集めた素材を元に、制作するコンテンツの目次を作成する。
具体的には、下記の流れで企画するとスムーズかと。
3-1.
上位10位の情報から、それぞれのコンテンツにおける共通要素(≒Googleが求める最低限必要なコンテンツ)を抽出
3-2.
上位1〜2位に特徴的なコンテンツがあればその要素(≒Googleが求める上位表示に必要なコンテンツ)もピックアップ
3-3.
関連キーワードから、プラスアルファの肉付け用のコンテンツを企画する
3-4.
上記の要素を元に、起承転結を整理して目次にする(目次には、「見出し+見出し直下のコンテンツ概要+文字数目安」を記載)
ここまで出来たらあとは記事を書く(もしくはライターさんに発注)作業に入ります。そして公開へ。
公開後 サーチコンソールで状況を追う
公開後はサーチコンソールで状況を追います。
- 表示回数があるのにクリックされていないもの →titleやdescriptionを見直し
- 全然表示も何もされていないもの →コンテンツを増設、関連キーワードを本文に増設
という感じのテコ入れである程度順位は上がると思います。地道にやっていきましょう。
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5月 29, 2020 | No Comments
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